「Anime Japan 2018」スペシャルステージ公式レポート
「Anime Japan 2018」サテライトブースで『博多豚骨ラーメンズ』スペシャルステージイベントが開催されました!
3月24日(土)、25日(日)に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2018」。
サテライトブースで開催された「『博多豚骨ラーメンズ』 スペシャルステージ AnimeJapan 2018」では安田賢司監督と馬場善治役の小野大輔さんが登壇し、最終回の放送が間近ということでTVアニメ第11話までを振り返りつつトークショーを行った。その模様をレポート!
観客とステージの距離の近さに驚きつつ登壇した小野さんは、今まで監督とじっくり話す機会がなかったためドキドキしているとコメント。また、馬場を意識して今回初めて白ニットを着たことを明かす。
小野さんが観客に「知らない人はいないよね?」と念を押しつつあらすじを紹介し、話題は本作のキャストの話へ。ホセ・マルティネス役を前野智昭さんが演じたことや、第1話に登場した市長役を子安武人さんが演じているだけで「悪役」に聞こえてくるなどと監督と共に盛り上がる。さらに、市長の息子の”クズ”っぷりを逢坂良太さんが熱演していたことを絶賛した。
司会から馬場との共通点を聞かれると、小野さんは「猫背」「ラーメン好き」「明太子好き」と即答。馬場の話す博多弁の話題では、同じ声優である柳田淳一さんが小野さんの博多弁を指導してくれていたということで他の現場で会った時も「先生」と呼んでいる話や、馬場のセリフを柳田さんが博多弁で演じたガイドテープを聞きながら小野さんが毎回アフレコへ向かっていた話などが語られた。毎回厳しい指導が入る中、第12話ではついにNGなしで収録を終えられたと小野さんは笑顔で語り、最後のガイドテープに吹き込まれた「最高の生徒でした」というメッセージに思わず涙してしまったという心温まるエピソードも告白した。
続いて、本作では舞台となる博多のロケハンもしっかり行われていたということで様々なシーンと実際の現地写真を比較。博多に行ったらバッティングセンターを始め舞台となった場所をまわってみたいと小野さんは意気込んだ。
また、印象に残ったシーンでは、第4話から馬場が林憲明をおんぶしたシーンを挙げ、林役のオーディションは男性も女性も受けていたことや、梶さんが選ばれた理由などへ話が広がる。安田監督は梶さんの演技を120点だと語り、小野さんはそんな梶さんについて、この作品に限らず「怒り」を演じることが上手い声優だと評した。
物語全体を振り返りながら、第1話から第4話までのスムーズな話の流れが好きだと小野さんはコメントし、第12話の見どころについて安田監督と台本を見ながら語り、絶対に期待を裏切らない最終話になっていることを約束した。
最後に、小野さんは馬場について「自分でない誰かになるという役者としての目標を達成出来た実感があり大切な役」であると語り、柳田さんが太鼓判を押してくれた見事な博多弁で「最終回、ぜったい観らないかんばい!」と観客に呼びかけ、ステージを締めくくった。