「電撃文庫 秋の祭典」ステージ公式レポート公開!
『電撃文庫 秋の祭典 2017』で「博多豚骨ラーメンズ」ステージイベントが開催
10月1日(日)に秋葉原UDX&ベルサール秋葉原で開催『電撃25周年記念 電撃文庫 秋の祭典 2017』のメインステージで「博多豚骨ラーメンズ」のステージイベントが行われました。TVアニメが2018年1月から放送開始予定であることや、待望の追加キャストが発表され大盛り上がりだったイベントの内容をレポートします!
【■中村悠一さん&浪川大輔さんの配役発表に加えサプライズゲストも登場!】
出演は司会進行も務める小林裕介さん(斉藤役)、小野大輔さん(馬場善治役)、中村悠一さんと浪川大輔さんです。
登壇した時点ではまだ役名が発表されていなかった中村さんと浪川さん。ふたりがどんな役を演じるのかという話題になると、中村さんが「(復讐屋でジローの助手の)ミサキ役以外ならワンチャンあるんじゃ……」と発言して会場の大爆笑を誘います。黒が基調の服を着用していた浪川さんは背景と同化してしまい、どこにいるかわからないとほかの登壇者からいじられる場面も。収録前とのことですが、すでに出演者のチームワークはばっちりのようです。
トークで会場の熱も上がってきたところで、この日が初公開となるPVの上映へ。アクションシーン満載の映像に会場のお客様や出演者は引き込まれていき、小野さんもクオリティの高さに感動した様子。小林さんは殺し屋たちのアクションシーンへの期待が高まると話していました。
おまちかねの新キャスト発表のコーナーへ進むと、「本当に出演できるのか……」と冗談を飛ばす中村さんと浪川さん。不安と期待が入り交じる中、ジロー役に浪川さん、ミサキ役に悠木碧さん、中村さんは猿渡俊助役を演じることが発表されました。そのほか、ホセ・マルティネス役に前野智昭さん、大和役に松岡禎丞さん、佐伯役に平川大輔さん、重松役に浜田賢二さん、剛田源造役に廣田行生さん、新田巨也役に松風雅也さんといった、豪華キャストの出演も決定し、ますますアニメへの期待感が高まります。
さらに、榎田役として小野賢章さんが発表されると、サプライズゲストとしてご本人が登壇し、会場からは大きな歓声が。小野賢章さんが本作の舞台である福岡出身ということで、博多弁に関するトークでは、慣れない方言を演じる小野大輔さんと中村さんが、博多弁の微妙なイントネーションについて質問をする場面もあり、「~たい」と「~ばい」の違いが強調の度合いによるものだと知った出演者たちは、感銘を受けた様子でした。さらに、福岡のおすすめグルメを聞かれた小野賢章さんの答えは、豚骨スープで炊いた炊き餃子とのことで、その美味しさについて非常に熱い想いで語ってくれました。
会場に来られなかった梶裕貴さん(林憲明役)からはビデオメッセージが到着。 “女装をした殺し屋”という個性的なキャラクターを演じることへの意気込みを語ると同時に、中国出身ということで中国語を喋るのではないかと危惧する事もある様子。小野さんの博多弁、中村さんの北九州弁が楽しみとお話してくれました。四国出身の小野さんと中村さん曰く、同じ西日本でも県が違うと方言が全然違うそう。大変ではあるものの、演じることが楽しみとのことなので、キャスト陣の九州弁にもぜひ、注目したいです。
また、原作者の木崎ちあき先生のコメントと、キャラクター原案の一色箱さんにの描き下ろしイラストも公開されました。先生たちもアニメを応援してくださっているようで、出演者のみなさんもさらに気合が入ったようです。
なお、木崎先生のコメントは以下の通り。
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こんにちは!原作者の木崎ちあきです!
この「博多豚骨ラーメンズ」は私がニートだった頃に書き上げた作品なのですが、まさかアニメ化するなんて……。本当に夢のようです。
たくさんのスタッフの方々と、素敵なキャストの方々によって命を吹き込まれたキャラクターたちのテレビでの活躍、とても楽しみにしております!プロの声優さんによる九州弁も楽しみです!!
そして、このアニメをきっかけに、少しでも多くの方が福岡へ遊びにきてくださることを、心より願っております!
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イベントの終盤ではオープニングとエンディングの主題歌を務めるアーティストも発表となりました。オープニング主題歌を務めるのは、メンバーが福岡出身でもあるロックバンドの岸田教団&THE明星ロケッツ。曲のタイトルは『ストレイ』で、本作の世界観にマッチした疾走感溢れる曲に仕上がっているといのこと。エンディング主題歌を務めるのは、男性5人組のジャズバンド・TRI4TH。
曲のタイトルや詳細は、今後の続報で発表予定とのことだが、「博多豚骨ラーメンズ」とのコラボからどんな楽曲が生まれるのか非常に楽しみです。
新情報満載のイベントはあっという間にエンディングを迎え、最後は出演者の皆さんからのご挨拶。小林さんは「ほかの奇抜なキャラクターに負けないように演じていきたいです!」、浪川さんは「(オカマ風の喋りのあとに)この演技が合っているかわからないのですが精一杯頑張りますので、放送を楽しみにしていて下さい」、小野賢章さんは「福岡が面白そうな街だと思っていただけるよう頑張ります」と、これから始まるアフレコに向けて、期待と不安が入り交じる想いを語ってくれました。そして、イベント終了を惜しむ観客の声に中村さんは「まだやれっていうならオールナイトでもやりますよ」と笑いを誘いながら「どんな息遣いでしゃべるのか楽しみにしていてください」とコメント。ラストは小野大輔さんの「個性的なキャラがたくさん登場します。皆さんの期待に応えるよう、素敵な作品にしていきたいと思います。絶対見るばい!」という博多弁を交えたひとことでイベントを締めくくりました。